サツドラnews|「札幌市ワーク・ライフ・バランス plus 企業」ステップ3に認証
(株)サッポロドラッグストアー(北海道札幌市、富山浩樹社長)は8月2日(木)、「札幌市ワーク・ライフ・バランス plus 企業」のステップ3「先進取組企業」に認証された。
この認証制度は、札幌市が2008年から「仕事と子育ての両立」を支援するために行っている。事業の内容は、ワーク・ライフ・バランスに積極的に取り組む企業を独自の基準で認証するというもの。それに加えて、助成金の支給や推進アドバイザー派遣などの支援を行う。
また、近年「女性活躍推進法」が制定されたことで、とくに男女が共に活躍し、自分らしく働ける環境整備が求められている。こうした状況を踏まえて、従来のワーク・ライフ・バランスの認証制度に、女性活躍に関する要素を追加した。
ステップ1の認証要件は3つ。
第1は、札幌市内に事業所があること。第2は、ワーク・ライフ・バランスplus取組確認シートにより、取組内容を明らかにすること。そして第3は、(従業員10人以上の企業のみ)就業規則を労働基準監督署に届け出ていること。
ステップ2は、上記3つの要件に、「次世代育成支援対策推進法及び女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画を策定し、届け出ていること」が加わって、第4の要件となる。
またステップ3は、さらに第5の「労働関係法令に基づく最低基準を上回る制度を規定し、取り組んでいること」が必要だ。
同社では、小学3年生までの子どもと同居し、養育する従業員に対して、1日最大2時間までの勤務時間短縮を認めている。これが法の規定を上回る取り組みとして評価され、ステップ3の認証に至った。
2017年に働き方制度の「サツドラジョブスタイル」を制定した同社では、見直しを継続的に行いつつ、働きやすい環境の実現に向けて取り組んでいる。