イオン北海道news|くしろバスなど道内3交通機関でWAON決済サービス開始
イオン北海道(株)(札幌市白石区、青柳英樹社長)とマックスバリュ北海道(株) (札幌市中央区、出戸信成社長)は、2月4日(月)から順次、くしろバス、阿寒バス、十勝バスの多区間運賃路線でWAON決済サービスの実証実験を開始する。北海道のイオングループでは、2018年5月21日(月)から、くしろバス、十勝バスの定額運賃路線でモバイルクリエイト社が提供する電子決済システムを使った実証実験を行ってきた。今回はそれに阿寒バスも加わる。
交通系ICカード以外の電子マネーによる多区間運賃決済サービスは、全国初の取り組みだ。
路線バスでのWAON決済サービスは、イオンが進める公共交通機関での来店を促がすための「地域エコシステム」の一環でもある。
北海道で、イオンの電子マネー「WAON」が利用できるのは約7000カ所に上る。2011年の「ほっかいどう遺産WAON」をはじめ、これまで8種類の「ご当地WAON」を発行してきた。このご当地WAONは、利用金額200円(税込)につき1WAONポイントが貯まるが、利用金額の一部はイオンが自治体などに寄付している。道内での累計寄付金額は約1億1041万円(2018年2月末)となっている。