セブン‐イレブンnews|大阪府で環境配慮型プラ「スプーン・フォーク」試験導入
(株)セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区、永松文彦社長)は6月18日(火)、「バイオマスプラスチック」を使用したスプーンとフォークを、大阪府の一部エリアのセブン‐イレブン約360店舗に、試験的に導入する。
「バイオマスプラスチック」は、植物由来の素材を30%配合した環境配慮型素材だ。これまでにもレジ袋に採用されている。
プラスチック素材の製品は、暮らしに欠かせない便利なものとなっている一方で、環境問題への対応が求められている。
バイオマスプラスチック使用によって、その課題が軽減される。たとえば、有限で枯渇が危惧される石油資源の使用を抑えることができる。また、使用後燃焼などで二酸化炭素に戻っても、温室効果ガスの総量増加を抑制する。これは、原料となる植物の生成過程においてCO2を吸収しているためだ。
全店・全量を変更した場合のプラスチック使用量は、年間約556tの削減が見込まれる。