パルコnews|ロボット実装モデル構築推進タスクフォースに参画
パルコ(東京都渋谷区、牧山浩三社長)は、経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が設置した、ロボット実装モデル構築推進タスクフォースに参画する。ユーザー、システムインテグレーターなど18社が参加している。
パルコは「独自の先行的ICT活用」を中期経営計画の事業戦略の柱の一つとして掲げている。その取り組みの一環として、PARCO店舗でさまざまなロボットを活用した実証実験を行ってきた。今後はタスクフォースの参加各社と共同でロボットの実装モデルを目指していく。
第一弾としてhapi-robo st(ハピロボ)社のパーソナルアシスタントロボット「temi(テミ)」を渋谷PARCOに試験導入する。
ロボットにはスマートスピーカーと同様の、対話型・音声操作に対応したAIアシスタント機能が実装されていて、自宅や職場を自由に移動したり、そこにいる人と会話したりできる。館内を回遊する「temi」にお客が問いかけると、離れた場所で操作しているインフォメーションスタッフが「temi」を通じて、その問い合わせに応える。サービスの実証実験は12月から始める。