11月百貨店インバウンド動向|免税売上高502億円2.5%減、消耗品売上13%増
(一社)日本百貨店協会(東京都中央区、好本達也会長)のインバウンド推進委員会が、2025年11月の外国人観光客の「免税売上高・来店動向」を発表した。調査対象はインバウンド推進委員店の87店舗。
11月の免税総売上高は約502億2000万円(前年同月比2.5%減)で、2カ月ぶりにマイナスとなった。一般物品の低調のほか、購買客数・単価も減少した。

内訳は一般物品売上高が約416億6000万円(5.2%減)、消耗品売上高(化粧品、食料品など)が約85億6000万円(13.4%増)。一人当たりの購買単価は約9万8000円で0.3%減だった。
購買客数は50.8万人(2.2%減)。

