カインズnews|RaaSのスタートアップ企業「b8taJapan」との業務提携

(株)カインズ(埼玉県本庄市、高家正行社長)は、RaaS(リテール・アズ・ア・サービス)の日本におけるパイオニアであるb8ta Japan(ベータ・ジャパン合同会社;東京都千代田区、北川卓司社長)と提携した。

既報の通り、b8ta Japanは2015年にサンフランシスコで創業されたb8taとベンチャーキャピタルEvolution Ventures(カリフォルニア州サンフランシスコ、創業パートナー・シャージール・ハサン氏)の合弁企業で「サービスとしての小売(RaaS:リテール・アズ・ア・サービス)」と呼ばれるソリューションを提供している。

カインズとb8ta Japanの両社は「IT小売企業」として、お客にとって「ストレスフリー」「パーソナライズ」「エモーショナル」となるお買い物体験施策の導入を進めていく。

カインズは昨2019年にすでにEvolution Venturesと独占的戦略パートナー契約を締結し、最先端技術の獲得を進める体制を構築した。 また、スタートアップ企業のb8ta Japanに出資し、お客の買い物体験価値を向上させる施策の検討を推進していく。

2019年度からスタートさせた中期経営計画の柱のひとつ、デジタル戦略実現のため、 3つの目的「ストレスフリー」「パーソナライズ」「エモーショナル」を持って、デジタルトランスフォーメーションを進めている。b8ta Japanと共同することにより、カインズ独自開発のPB商品、NB商品、ベンチャー企業の開発品などを展示し、お客が手に触れ、体験し、購入できる場を創造していく。さらに、商品開発やマーケティングにも役立つ場となるよう、行動分析テクノロジーの活用も検討していく。

米国では大手ホームセンターLowe’sに70店舗以上、構えている。

 

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