セブン&アイnews|日米7-11共同出資「7-Eleven International」本格始動

セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪 隆一社長)は1月12日、完全子会社のセブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区、永松文彦社長)と、米国の7-Eleven,Inc(テキサス州、ジョー・デピントCEO)が2020年に共同出資で設立した、「7-Eleven International LLC」の活動を本格スタートさせることを発表した。

セブン&アイHDは、セブン‐イレブン・インターナショナルの設立によって、全世界でのセブン‐イレブンブランドの成長と、既存の海外ライセンシーへの価値やサポート提供に対するセブン‐イレブン・ジャパンとセブン‐イレブン・インクの責任と関与を強化する。共同CEOには、セブン‐イレブン・インクの若林健取締役執行役員国際本部長とセブン‐イレブン・ジャパンの阿部真治取締役執行役員海外事業本部長が就任する。

新会社では、セブン-イレブン・インクが北米で培った強みと、セブン‐イレブン・ジャパンが日本で培った強みを掛け合わせることで、商品開発力、デジタル技術、ESG(環境・社会・企業統治)などに力を注ぎ、グローバルブランドとしての価値向上に取り組む。

本部機能はテキサス州に置き、営業拠点はテキサス州と東京の2拠点とする。テキサスは南米、欧州、中東、アフリカ、オセアニア地区、東京はアジア地区全域をカバーすることで、海外ライセンシーとの連携を強化する。また、各エリアの文化圏を意識した支援を行うことで、地域に合った利便性を提供するコンビニエンスストアの展開を加速していく。

セブン‐イレブンは2021 年11月末現在、世界18の国と地域で7万8029 店舗を展開している。

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