ワークマンnews|「#ワークマン女子」路面店は来期30店以上の出店を目指す

(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)は来期、「#ワークマン女子」路面店の出店攻勢を開始すると発表した。春夏に8店舗、秋冬に23店舗を出店する計画だ。

ワークマンは2024年9月~11月の秋冬出店期から、「#ワークマン女子」路面店の試運転段階を抜け出して、全国400店体制に向けて出店攻勢をかける。秋冬の23店舗は、過去4年の出店数とほぼ同数となる。

同社は出店攻勢をかける理由として6つのポイントを挙げている。

1つ目。ショッピングセンター・スーパー・ホームセンターの敷地内に出店している女子路面21店舗と女子単独路面2店舗は全店が好調で、収益性でも既存店のレベルまで近づいてきたこと。

2つ目。女子路面店の盛況ぶりが業界で話題になり、活性化の切り札としてSC運営会社、大手スーパー、ホームセンター、ドラックストアからの出店要請が急増していること。

3つ目。広告塔の役割を担う「#ワークマン女子」モール店は、沖縄・九州から北海道までの出店が決まりほぼ全国をカバーできたこと。地域を代表する大型モールに広告塔=旗艦店があると、その知名度で女子路面店が集客しやすくなる効果がある。

4つ目。再来年の2026年3月期には、「#ワークマン女子店」のみで販売する専売製品が「#ワークマン女子店」売上げの5割になる目処がついたこと。「#ワークマン女子店」専売製品の拡大で女子店出店による周辺の既存加盟店への負の影響が緩和できる。

5つ目。許認可が不要ですぐに出店できる「単独路面店」の案件が増加していること。女性製品の実力が高まり、条件が多少劣る単独立地でも出店が可能になった。

6つ目。行政人口が5万人クラスの自治体で既存店の繁盛店と「#ワークマン女子」路面店が両立できた例が出現したため、出店対象地域が大幅に拡大したこと。

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