綿半news|長野県内のスーパーマーケット&外食と共同仕入れ・配送を拡大
綿半ホールディングス(株)(長野県飯田市、野原勇社長)は、グループ会社の綿半パートナーズ(株)(長野県飯田市、野原勇社長)を通じて、地域のスーパーマーケットとの共同配送を拡大する。
第一弾として、スーパーセンターを展開する(株)綿半ホームエイド(長野県長野市、牧島禎彦社長)が長野県内南信地域でスーパーマーケットを展開する(株)キラヤ(長野県飯田市、赤羽宏文社長)と共同配送を開始する。精肉や食品、南信州特産の切り花等を共同で仕入れることで、鮮度を維持しつつ流通コストを引き下げることができ、低価格での訴求が可能になる。
また、4月1日から稼働する綿半グループ飯田第一物流センターの共同活用も視野に入れる。センターは綿半インテックが運営している。鮮魚や青果、食品、日用雑貨などの共同仕入れを行う予定だ。
綿半とキラヤという南信地域の企業が手を組み、共同配送・共同配送を拡大することで、地域顧客に対し高鮮度で低価格の商品提供の態勢をつくる。
また、綿半ホームエイドは(株)あっぷるアイビー(長野県須坂市、丸田剛代表)とも肉類の共同配送を本格的に開始する。あっぷるアイビーは長野県と北陸3県にファミリーレストランや焼肉店を展開する外食チェーンだ。あっぷるアイビーと綿半は、2021年年末に和牛の共同仕入れを開始し、これまでも年末年始などの「ハレの日」の和牛販売をメインに共同仕入れをしてきた。共同で和牛一頭買いをすることで、あっぷるアイビーの外食店舗では希少部位の肉を、綿半の小売店舗では一般家庭に需要の高い肉を提供している。
今後は和牛の取扱量を増やし、新たに豚肉・鶏肉・野菜等の共同仕入れも行っていくことで、原価低減を進め顧客への価格還元につなげたい考えだ。