U.S.M.Hnews|千葉銀行と「サステナビリティ・リンク・ローン」の融資契約

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)(東京都千代田区、藤田元宏社長、U.S.M.H)は3月29日(金)、千葉銀行との間で、「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」の融資契約を締結した。

SLLは、サステナビリティ目標と整合した「キー・パフォーマンス・インディケーター(KPI)」と「サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)」を設定して、SPTs達成への動機付けを与えることで、環境的・社会的に持続可能な経済活動、および経済成長の促進を目指すローンのことだ。わかりやすく言えば、SPTsの達成状況と融資条件が連動するため、サステナビリティ経営を実行する強い動機になる。また成果報酬型のため、SPTsの達成状況に応じて融資条件が変動する。

締結したSLLフレームワークは、U、S.M.HのSPTs達成に向けた取り組み支援について、他の金融機関に追加で参加してもらえる枠組みとなっている。

U.M.M.Hではマテリアリティとして特定した「カーボンニュートラルの実現」と「廃棄物の削減と再生利用の推進」に向けた取り組みを進めている。このSLLでは「電気使用による CO₂排出量の削減」「食品廃棄物排出量の削減」についてのSPTsを設定した。これについて、(株)日本格付研究所(JCR)から、国際的な原則である「サステナビリティ・リンク・ローン原則」等へ適合している旨のセカンドオピニオンを取得している。

U.S.M.Hでは、こうした枠組みを活用し、事業活動を通じて生じる環境負荷を低減し、次世代に持続可能な循環型社会を引き継ぐことを目指していく。

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