アマゾンnews|「Road to Ownershipプログラム」を10/30開始
アマゾンジャパン合同会社(東京都目黒区、ジャスパー・チャン社長)は 10月30日(水)、ラストワンマイル配送を担う起業家を育成する「Road to Ownershipプログラム」を開始した。
「Road to Ownershipプログラム」は、Amazonがラストワンマイルでの配送事業を立ち上げたい起業家を支援するプログラム。プログラム修了後、所定の条件を満たすと、Amazonのデリバリーサービスパートナー(以下、DSP)として自分の事業を開始することもできる。DSPは、Amazonが配送を委託する中小規模の配送業者のこと。
Amazonが25年以上にわたって培ってきた、商品を安心・安全かつ確実に届けるために役立つ先端技術やツールの提供などを通してAmazonは独自のサポートを提供している。「Road to Ownershipプログラム」は、DSPプログラムに興味をもちながらも、応募の前提となる経営に必要なスキルを身に着けてからDSPプログラムに応募したいと考えている人を後押しする。
「Road to Ownershipプログラム」は、オンラインのセッションと自主研鑽を組み合わせた12週間のプログラム。オンラインのセッションでは、財務管理、リーダーシップ理論、労働法など、配送事業を経営するために必要なスキルを身につける機会を提供する。また、DSPプログラムで起業し、オーナーとなって実際に経営している人と交流する機会も設ける。プログラム修了時には、DSPになるための事業計画書の作成もサポートする。プログラムの修了要件を満たし、最終面談を通過した修了生は、国内の会社設立の条件のもと、DSPとしてのオファーを受けることができる。オファーの諾否は任意で、承諾した場合は、会社を設立し、Amazonと直接取引を行うことができる。今年2月に応募エントリーを行った第1期生は、6月にプログラムを開始し、8月末に終了した。