オイシックスnews|セブン&アイHD伊藤順朗会長、NFTTアドバイザーに就任

オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)は、NSGグループが推進する「新潟フードテックタウン(NFTT)」において、6月1日付けで(株)セブン&アイ・ホールディングスの伊藤順朗代表取締役会長がアドバイザーに就任したと発表した。

「フードテック」は最新のテクノロジーを活用して「食」の課題解決や新たな価値を創出する技術やビジネスモデルのことだ。「新潟フードテックタウン(NFTT)」はその「フードテック」をグローバルに活性化できる都市として”新潟”の「食」の可能性を最大限に活用し、地域の教育機関や企業と連携して、起業しやすい環境づくり、事業を成長させるための仕組み(スタートアップエコシステム)の構築を目指す。新潟の豊富な食資源を基盤に、産・官・学・金が連携して革新的な起業家を育成するプロジェクトで、500社のスタートアップ創出を目標に掲げる。起業家が直面する課題に対し、実践的な知見と伴走支援を提供する仕組みづくりを進めている。

2024年12月にスタートして、オイシックス・ラ・大地とNSGグループが共同で推進する。

オイシックス・ラ・大地は、食品宅配事業を軸に、CVC「Future Food Fund」を通じて国内外の食のスタートアップへ投資・支援を行い、食領域の活性化を推進している。一方、NSGグループは新潟を拠点に教育・医療・福祉などの多角的な事業を展開しており、地方創生と地域活性化、そして国際社会への貢献を目指している。

そのような両社の活動に、小売流通の最大手のトップ人材を迎え、スタートアップ支援の体制を一段と強化する。

伊藤氏は、セブン‐イレブン・ジャパンで店舗経営指導やマーケティングを担当後、セブン&アイHDでサステナビリティ、スーパーストア事業、管理部門などを歴任した。2025年5月から現職を務める。食産業の現場から経営まで幅広い経験をもつ同氏は、NFTTで「起業家への助言・メンタリング」「ピッチコンテストやイベントでの審査・登壇」「エコシステム構築に向けた経営的視点での提言」の役割を担う。

就任に当たって伊藤氏は、食の社会課題は一社では解決できず、多様なプレイヤーの連携が不可欠と指摘する。「これまでの経験を生かし、NFTTの取り組みが実装フェーズへ進み、具体的な共創や事業化につながるよう貢献したい」と述べた。

NFTTは今後も、食の社会課題解決と新産業創出を両立する拠点として、国内外の企業や研究機関との連携を強化する方針だ。

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