マツキヨnews|PB「matsukiyo」国際的デザインコンペで最高賞受賞
(株)マツモトキヨシホールディングス(千葉県松戸市、松本清雄社長)は、プライベートブランド「matsukiyo」のトイレットペーパーが、世界的に権威のあるパッケージデザイン賞「ペントアワード(Pentawards)」のボディ部門で、世界最高賞のプラチナ賞を受賞したと発表した。日本の小売業のプライベートブランドとしては初受賞となる。さらに、世界三大広告賞の一つ、クリオ賞(The Clio Awards)でも銀賞を受賞した。
ペントアワード(Pentawards)は、パッケージデザインに特化した世界で最も権威のあるデザインコンペティションだ。2007年に創立された。毎年、世界中から優れたパッケージデザインがノミネートされ、高名なデザイナーや大手企業のパッケージデザインディレクターからなる12人の国際審査員によって審査が行われる。審査は5部門(食品・飲料・ボディ・ラグジュアリー・その他)に分類されている。創造性やマーケティング効果に基づいて、金賞、銀賞、銅賞を審査し、授与する。さらに、各部門でプラチナ賞1点、総合でダイヤモンド賞1点が授与される。
一方のクリオ賞(The Clio Awards)は、クリエイティブ・ビジネスを対象とした国際コンペティションで、1959年に創設されているが、カンヌ、ワンショーと並ぶ世界3大広告賞の一つ。広告そのものを総合的な視点から審査する姿勢から、広告界のピューリッツァー賞とも呼ばれ、毎年、クリエイティブでグローバルな革新性を備えた広告作品が賞に選ばれている。
「matsukiyo」は2015年12月に誕生した。「日本の暮らしを楽しくする。」というブランド全体のビジョンのもと、次世代PBを目指し、「商品の品質」や「価格以上の価値」、さらに顧客の期待の一歩先を行く発想で商品を開発してきた。品質の確かさはもちろんのこと、“マツキヨらしい面白さや驚き、喜び、楽しさのある付加価値を探求し、情緒的な価値”を重要視し、デザイン開発にも力を入れてきた。
デザインのコンセプトは「シンプル&ファッショナブル」。基本にしているのは、顧客の生活スタイルを考えた斬新でおしゃれなパッケージ。さらに選びやすく、使いやすく、特徴がひと目でわかるようなパッケージデザインを追究している。今回のデザインは、「トイレットペーパーを持ち帰るのがちょっと気恥ずかしい」と思うところに着想を得て、商品とはまったく離れ、持ち帰るのが楽しくなるようなパッケージデザインにすることを目指した。
受賞したトイレットペーパーは、一部店舗では買い物袋タイプをすでに発売しており、順次全国のマツモトキヨシにて発売予定。他のデザインについても発売を検討している。
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