とりせんnews|ささえあい買物事業/タクシー「あいのり」に店舗協力
(株)とりせん(群馬県館林市、前原宏之社長)は群馬県の渋川市社会福祉協議会、タクシー会社と協力し、地域の高齢者がタクシーに相乗りして買物へ行く事業を実施する。渋川市豊秋地区で試験運行をスタートさせた。
<写真は群馬町店>
試験運行では、豊秋地区のとりせん渋川店が買物店舗としての役割を担う。
この事業は、「税金に頼らない買い物弱者の救済方法」として、渋川市社会福祉協議会(以降、渋川市社協)で考案され、事業の運営費は「渋川市社協の介護事業による利益」と「店舗からの協賛金」を財源とする。
高齢者同士の乗車調整を行い、タクシーの相乗りを成立させる事業形態はめずらしく、移動中や買物中における高齢者同士の交流も期待される。またタクシーに慣れ親しむことで“外出の手段が増える”というタクシー会社にとっての事業効果もあると見ている。
豊秋地区での試験運行から、運行地区は順次広げていく。
〔事業概要]
●利用できる対象:豊秋地区に居住する75歳以上で買物に困っている市民
●買物日時
・買物日(月に2回、曜日を決めて実施される)
・買物時間 午後2時~3時(1時間)
●買物店舗:豊秋地区はとりせん渋川店(本事業協賛金協力)
●利用料金:試験運行の利用料は無料。事業実施の際には、1名1回の買物につき、500~700円の利用料になる予定。
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