薬王堂news|第1Q売上高394億円7.6%増・経常利益5.0%増
(株)薬王堂ホールディングス(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)が 2026年2月期第1四半期の決算を発表した。
3月1日~5月31日の業績は、売上高394億0800万円(前年同期比7.6%増)、営業利益15億0600万円(7.3%増)、経常利益15億5700万円(5.0%増)、四半期純利益11億1400万円(8.5%増)の増収増益だった。
営業利益率3.8%、経常利益率3.9%。
薬王堂グループは、販売価格や品揃えの強化を図り、来店客数や買上点数の増加に取り組む一方、店舗作業の削減や物流効率化によるローコストオペレーションも推進している。ドラッグストア事業における部門別の業績は以下の通り。
ヘルス部門は、売上高が64億6100万円(1.7%増)。医薬品では感冒薬などが伸張し、衛生用品では生理用品などが伸張した。
ビューティ部門は、売上高が52億5700万円(6.9%増)。化粧品では基礎化粧品やポイントメイクなどが伸張し、トイレタリーではヘアケアやオーラルケアなどが伸張した。
ホーム部門は、売上高が82億9700万円(7.6%増)。日用品では衣料洗剤や柔軟剤などが伸張し、バラエティではペット関連商品などが伸張した。
フード食品部門は、売上高が193億3100万円(10.0%増)。食品では日配品や冷凍食品、嗜好品などが伸張し、酒類ではビール類や酎ハイなどが伸張した。
基盤となる東北エリアでの出店強化に加え、関東エリアへの初出店を推進した。岩手県1店舗、青森県1店舗、秋田県1店舗、宮城県1店舗、栃木県2店舗の合計6店舗のドラッグストアを新規出店した。第1四半期連結会計期間末の店舗数は409店舗(うち調剤併設型4店舗、調剤専門薬局1店舗)。また、青森県と宮城県を中心に15店舗の改装を実施し、レイアウト標準化を着実に進めている。