イオンリテールnews｜レジ待ち時間を解消する｢レジゴー｣首都圏で本格展開

イオンリテール(株)(千葉市美浜区、井出武美社長)は3月から、レジに並ばない買物スタイル「どこでもレジ レジゴー」を本格展開する。イオンスタイル幕張新都心フードストアとイオンスタイル幕張ベイパークには2月末に導入され、3月上旬には愛知県のイオン岡崎南店、3月下旬には神奈川県のイオンスタイル戸塚に導入される。同社では2020年度中(2020年4月～2021年3月)に東京・千葉・神奈川の「イオン」｢イオンスタイル」を中心に約20店舗にまで拡げる計画だ。

これまでセルフレジやセミセルフレジの導入を進めてきているが、｢レジゴー」を本格展開することでお客のレジ待ち時間をなくしていく。

「レジゴー」は、お客自身が貸出用の専用スマートフォンで商品のバーコードをスキャンし、 専用レジで会計するというもの。

お客は店舗入口付近に置かれた専用スマホを取り、カート利用の場合はスマホホルダーにセットする。 専用スマホのカメラで購入する商品のバーコードをスキャンする。画面上に購入商品が表示され、複数点買う場合は、画面上のプルダウンで個数を選択する。また、会計は専用スマホ内の「お支払い」を押した後に、専用レジの2次元バーコードを読み取ると買物データが送信され、現金、電子マネー「WAON」、クレジットカードで支払うことができる。

スマホ画面で購入商品の確認ができるため買い忘れ防止にもつながり、会計操作も簡単なため、レジに並ばない「レジ待ち時間なし」が可能となっている。

イオンリテールでは今後レコメンド機能を追加することで、買物中のお客へのメニュー提案やお買得商品の案内、また専用アプリの開発を通して、より買物の楽しさと利便性向上につなげていく。