ローソンnews｜短期従業員採用のための｢マッチボックス｣500店舗で導入実験

(株)ローソン（東京都品川区、竹増貞信社長）は、店舗の従業員募集の取り組みとして、12月12日（土）勤務分から、埼玉県、千葉県、東京都内の一部地域500店舗を対象に短期人財採用サービス「matchbox（マッチボックス）」の導入実験を開始する。

マッチボックスはグループ会社のローソンスタッフ(株)（新潟県新潟市）が提供するサービスで、店舗側が就労時間の3時間前までに求人を行い、登録している求職者が自身の条件に合った店舗に応募、店舗側が人財を選択する仕組み。

実験は、2021年2月末までの約3カ月間行い、その検証結果を踏まえ2021年3月以降の全国での導入を目指す。

マッチボックスは通常の人財派遣とは異なり、店舗側の直接雇用形態となる。店舗側は、求職者に対して勤務時間分の給与と、ローソンスタッフ社に対して勤務時間に応じて設定された手数料を支払う。店舗が直接雇用するため、通常の人財派遣と比較して割安な手数料設定だという。また、費用はローソンスタッフが立て替え、ローソンの毎月の会計処理で精算する形式をとる。

6月に埼玉県と神奈川県内の3店舗で行った先行実験では、募集した10シフトすべてでマッチングが成立し、シフトの空きが解消されたという。