アルディnews|既存店で「ALDIgo」導入、Grabangoシステムを活用

米国アルディ(米国本社:イリノイ州バタヴィア、ジェイソン・ハートCEO)がシカゴ郊外のイリノイ州オーロラ地区にある既存店舗に、グラバンゴー(Grabango)の自動決済システムを活用した「ALDIgo」を導入した。

グラバンゴーシステムは、機械学習アルゴリズムを実行する店内のオーバーヘッドレールにあるコンピュータービジョンを使用して店内のすべてのアイテムを識別して追跡する。システムは、棚の上、誰かのカゴの中、または買物客が店を出たときなど、すべての商品の位置を監視している。ユーザーが店内を移動するたびに購入商品の合計を記録していく。アマゾンゴーのように目の高さ、棚、床にはセンサーはなく、レーザーや顔認識も使用していない。

チェックアウトするときは、Grabango アプリで出口近くに設置されている専用のタッチスクリーンのあるセルフレジで、QRコードをかざして(支払って)、店を出る。決済は、クレジットかデビット・カード、あるいはグラバンゴのアプリで行う。また通常の有人レジでチェックアウトすることもできる。

アルディ店舗にはアマゾンゴーのような専用ゲートは設けられていない。なぜならアマゾンゴーのような物を掴んで出ていくだけのチェックアウトフリーでないからだ。

それでも顧客はチェックアウトに並ぶストレスはなくなる。そして何よりもレジチェッカーの作業軽減につながる。アルディに限らず米国ではコロナ禍の非接触ニーズもあって、セルフレジ導入が進んでいる。セルフレジの一つの選択肢となりそうだ。

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