ファミマnews|ATM1万6000台をセブン銀行ATMに順次切り替え
(株)ファミリーマート(東京都港区、細見研介社長)は、(株)セブン銀行(東京都千代田区、松橋正明社長)とATM設置について基本合意書を締結した。
ファミリーマート店舗(エリアFCを除く)で、ファミリーマート独自デザインのATMサービスを展開する。ファミリーマートは現在、イーネットとゆうちょ銀行のATMを全国でおよそ1万6000台設置している。これらを順次セブン銀行のATMに置き換える。新ATMサービスでは、各種キャッシュレス決済の現金チャージ機能を利用できるなど利便性が高まる。
一方、セブン銀行が設置するATMの数はこれにより4万台を大きく超える見込みだ。ゆうちょ銀行のおよそ3万1000台を抜き、国内最多となる。
またファミリーマートを運営する伊藤忠商事(株)(東京都千代田区、松橋正明社長)は第三者割当による自己株式の処分を通じて、セブン銀行の株式を議決権ベースで16.35%取得する。さらに、市場買付または市場外相対取引を通じて、議決権ベースで合計20%まで取得して、セブン銀行を持分法適用会社化する予定だ。