ライトエイドnews|第2Q/前期比1.4%増収も3.6億ドルの赤字で前途多難

米国ドラッググストア第3位のライトエイドは、9月1日で終わった2019年第2四半期の決算を発表した。

同社は、8月8日にスーパーマーケットのアルバートソンとの統合計画を撤回している。それは9月27日のライトエイドnewsで既報。

第2四半期の売上高は前年同期比1.4%増の54億2136万ドル(1ドル100円換算で5421億3600万円)、純損失は3億5914万ドル(1ドル100円換算で359億1400万円)だった。

小売部門の売上高は0.2%増の39億ドル(3900億円)、薬事サービス部門の売上高は4.6%増の16億ドル(1600億円)だった。

この結果には2億8260万ドル(282億6000万円)の資産評価損が含まれており、昨年の業績にはウォルグリーンから支払われた合併解消違約金として3億2500万ドル(325億円)の特別利益が含まれている。それらを除いた調整後の損失は、やはり790万ドル(7億9000万円)である。

今後は単独ドラッグストア・チェーンとして薬事サービス部門を強化し、既に1726店舗で改装を終えた「ウェルネス・ストア」の拡大を図っていく。

今期は、1店舗を新規開店し、8店舗を閉鎖した。その結果総店舗数は2526店となった。しかし全米第3位のドラッグストアチューンが前途多難であることは変わらない。

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