ライトエイドnews|スーパーマーケット2位アルバートソンとの統合計画撤回

2018年2月、スーパーマーケットのアルバートソンとドラッグストアのライトエイドは合併計画を発表していた。しかし、その計画は頓挫してしまったようだ。8月8日、双方の企業から、統合計画を撤回することで合意したと発表された。

ライトエイドのジョン・スタンドリーCEOは同日の発表文で次のように語っている。
「われわれはアルバートソンと統合することにメリットがあると信じていましたが、株主の意見を聞くことにしました。今後は独立企業として自社の戦略プランを推進していくことに力を注ぎます」

つまりライトエイドの株主たちが、絶不調で株価も低迷するアルバートソンとの統合を拒否したというのだ。

昨年にも、ライトエイドはドラッグストア2位のウォルグリーンとの合併話があった。この時にはライトエイドの株主の97%が賛成した。しかし、この計画は連邦取引委員会の差し止めによって、ウォルグリーンがライトエイドの一部店舗のみ買収するという形で、失敗に終わっている。そして今回のアルバートソンによる買収は株主から拒否されてしまった。

ドラッグストア業界第3位とはいえ、低迷の続くライトエイド。果たして自力復活の活路を見出せるのだろうか。それとも「三度目の正直」の日本のことわざ通り、どこかいい会社が買収してくれるのだろうか。

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