ウォルマートnews|販売する牛肉を「アンガス牛」にアップグレード

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロン社長)は4月24日、これからのバーベキュー・シーズンに向けて、同社で販売する牛肉を「アンガス牛」にアップグレードすると発表した。

この変更にともなって、サプライヤーの「44ファームズ・プライム・パースーツ」と、肥育牧場「Mc6キャトル・フィーダーズ」と提携して、仕入れと調達を行う。「クリークストーン・ファームズ」が食肉処理を行い、「FPLフーズ」がパックして、ウォルマートの店舗に配送する。これらのサプライチェーンの連携によって、最高品質のアンガス牛を顧客に提供していく。

ウォルマートは現在、社員にブッチャーを雇っておらず、牛肉は全てパックされた状態で仕入れている。顧客に人気の高いアンガス牛を在庫するに当たって、プロセスに対する可視性があるサプライチェーンを新たに構築した。

<写真:ニュースリリースより>

アンガス牛の正式名称は「アバディーン・アンガス」。スコットランド東部にあるアバディーンシャー、アンガスの2つのエリアが原産地と言われている。在来牛を改良した小型の肉牛として誕生し、アメリカを中心に世界中で飼育されている。

アンガス牛は西洋牛の中では最も肉質が良いとされている肉牛の代表的品種である。やわらかい肉質が特徴で、バーベキューやステーキに適している。

近年、日本でも立ち食いステーキ店やファミリーレストランでふるまわれるようになっている。

ウォルマートの牛肉がまた一段とパワーアップすることになる。

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