ウォルマートnews|第1Q総収入1.1%増・純利益80%増/eコマース37%増

ウォルマート・インク(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロン社長)は、 2020年1月期の第1四半期決算を発表した。

2月1日から4月30日の3カ月間の会員費を含む総収入は、対前年同期比1.1%増(13億ドル増)の1229億4900万ドル。1ドル100円換算で12兆2949億円だ。営業利益は4.1%減の49億4500万ドル、純利益は80.0%増加して38億4200万ドルだった。1株当たりの利益は84.7%増加して1.33ドルとなった。

営業利益の減益は、昨年買収したインドのeコマース企業「フリップカート」の業績を含んでいるためだ。

事業別に見ていこう。

まずウォルマートの事業はUS部門、国際部門、サムズクラブ部門に分けられる。

ウォルマートU部門の売上高は803億4400万ドル(3.3%増)、ウォルマート国際部門の売上げは287億7500万ドル(4.9%減)、サムズ・クラブの売上げは138億3000万ドル(1.5%増)だった。営業利益は、ウォルマートUSが41億4200万ドル(5.5%増)、ウォルマート国際が7億3800万ドル(41.7%減)。これにはフリップカートの業績結果が含まれる。サムズ・クラブは4億5100万ドル(38.8%増)だった。

国内の既存店売上高は、ウォルマートUS(スーパーセンター・ディスカウントストア・ネイバーフッドマーケット)では、ガソリン販売を除いて3.4%増加した。これは過去9年間の第1四半期で最も高い数字だ。客数1.1%増、客単価2.3%増と、ともに堅調だ。eコマースでは食料品はもちろん、家庭用品の注文が多く、37.0%増加して既存店の売上げ増に1.4%寄与した。

米国内店では、生鮮食品、デリやベーカリーなどの食品部門を強化拡大している。食品のプライベートブランドの売れ行きも好調で、売上げに占めるシェアは1.56%だ。第2四半期から販売する牛肉は徐々にアンガス牛にアップグレードしている。来年初めには約500店舗での販売を見込む。

サムズ・クラブの既存店売上高は、ガソリン販売を除いて0.3%の増加だった。客数は4.7%増だったが、客単価は4.4%減少した。サムズのeコマースも28.0%伸長している。

今期から既存店の客数は店舗だけでなく、オンライン販売での注文数を含む。

eコマースの成長が顕著である。とくにオンラインでの食料品の注文が伸びており、すでに約2450店舗でピックアップサービスを、約1000店舗で即日配達サービスを実施している。年末までには、それぞれ3100店舗、1600店舗に拡大する見込みである。これで、アメリカの人口のそれぞれ80%、50%をカバーすることになる。

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