クローガーnews|第1Q/売上高373億ドル・1.1%減収もEC42%増

米国スーパーマーケット第1位企業のクローガー(オハイオ州シンシナティ、ロドニー・マクマレンCEO)は、5月25日で終了した2019年度第1四半期の業績を発表した。

売上高は372億5100万ドル(1ドル100円換算で3兆7251億円)で、前年同期比1.1%減。ただし、コンビニエンスストア事業部門の売却、ガソリン販売を除くと2.0%増加している。営業利益は12.4%減の9億0100万ドル(901億円)、純利益は7億7200万ドル(772億円)で61.9%減。既存店売上高は1.5%増、eコマースは42%増だった。

PB(プライベートブランド)の売上高は3.3%増加し、販売量では全体の28.9%となった。なかでも「シンプル トゥルース」は2桁台の成長を見せた。また、今期は新たに219品目のPB商品を発売している。

オンラインで販売した商品をピックアップする「クリックリスト」サービスをする店舗は1685店舗に、配達は2126店舗に拡大した。これによってクローガーの顧客世帯の93%をカバーしている。

この第1四半期の営業利益減、純利益大幅減の結果に対して、同社の株価は多少下がっている。しかし、英国の「オカド」に対する投資やミール・キットの「ホーム・シェフ」の買収など、相当額の投資を行っており、同社は長期的な成長を目指している。

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