ターゲットnews|カーブサイド・ピックアップを国内全土に拡大
米国ディスカウントストアチェーンのターゲット(ミネソタ州ミネアポリス、ブライアン・コーネルCEO)は、カーブサイド・ピックアップ・サービスを国内50州に拡大した。
■ラスベガスのターゲット
これまで対象外だったアラスカ州、オレゴン州、ハワイ州、ワイオミング州でも今週からこのサービスが開始されており、米国内の1750店舗でこのサービスが受けられる。
このカーブサイド・ピックアップは、インターネットで注文した商品をその日に受け取ることができるサービスだ。顧客が車で店舗駐車場の決められた場所に到着すると、2分ほどであらかじめ注文した購入商品が運ばれてくる。顧客は車から降りる必要はなく、スタッフが商品をトランクに積んでくれる。
ターゲットは、このピックアップ・サービスを2017年10月に、本社のあるミネアポリスのセントポール地域の50店舗で始め、その後、急速に拡大してきた。
インターネットで注文した商品は店舗内のカウンターでピックアップすることもできるし、ターゲット傘下のシップトの会員には即日配達サービスも提供されている。
■ピックアップサービスのカウンター
一方で、ライバルのウォルマートは、インターネットで注文した商品を顧客のキッチンに直接配達するサービスを、今秋からミズーリー州カンザスシティー、フロリダ州ベロビーチ、ペンシルべニア州ピッツバーグで始める。
アマゾンもカーブサイドのピックアップサービスを今年中に始める。ドラッグストア第3位のライト・エイドと提携し、同社の500店舗を超える店舗内にそのための特設カウンターを設ける。