ターゲットnews|ホリデー商戦前に「ターゲットサークル」を全米に拡大

米国ディスカウントストアチェーンのターゲット(ミネソタ州ミネアポリス、ブライアン・コーネルCEO)は、9月9日、ダラス・フォートワースエリアをはじめとする米国の6地域で実験していたロイヤルティ・プログラム「ターゲットサークル」を、ホリデー商戦前(ホリデー商戦は11月第4木曜日のサンクスギビングデーからクリスマスまでの期間)の10月6日から全米に拡大すると発表した。

ロイヤルティ・プログラムは、日本で言うポイントカードのような顧客サービスの体系で、「ターゲットサークル」は、同社のクレジット・デビットカードである「レッドカード(RedCard)」を補完するもの。レッドカードの取得を選択するかどうかに関係なく、すべての顧客が幅広い特典を利用できるようにするためのサービスだ。

会員になると、3つの特典が受けられる。
第1に、購入額の1%がリワード(ご褒美)として返還され、その後の買物に利用できる。誕生日にはリワードは5%となる。
第2に、約800の非営利組織にターゲットが直接寄付できるように投票できる。ターゲットは1946年から、地域に税引前利益5%を還元する寄付活動を続けているが、その寄付の対象を決める投票に参加できる。
第3に、特別販促がある場合は、一般顧客より先にアクセスすることができる。

申し込みは簡単だ。店舗で買物をするときは電話番号を登録するだけでいい。オンラインショッピングでは Target.com のアカウントを作成するだけでいい。

Target.com のアカウントやレッドカードを所有している顧客は10月6日以降、自動的にターゲットサークルに登録される。レッドカードの所有者は、これまで通り5%の割り引きを受けることができる。

リワードの1%を引き換えるには、ターゲットアプリでウォレットバーコードをスキャンして、電話番号を入力する。オンラインショッピングではアカウントにログインする。

ただし、アルコール類や乳製品の購入、処方箋、即日配達の手数料、ギフトカードなど、一部の商品は対象外となっている。

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