クローガーnews|第3Q売上高5.1%増も純利益17%減/ECは21%増
米国スーパーマーケット第1位企業のクローガー(オハイオ州シンシナティ、ロドニー・マクマレンCEO)は、11月9日で終了した2020年2月期第3四半期の業績を発表した。
売上高は279億7400万ドル(1ドル100円換算で2兆7974億円)で、前年同期比5.1%の増収だ。だが、営業利益は60.7%の大幅減少の2億5400万ドル(254億円)、純利益は2億6300万ドル(263億円)で、こちらも17.0%の減少だ。
既存店売上高はガソリン販売を除いて2.5%増、eコマースの売上高は21%と、それぞれ伸長した。
PB(プライベートブランド)の売上高は3.4%増加した。今期は231品目を新たに発売した。とくにライフスタイルブランドの「シンプル トゥルース」は、肉を使わないハンバーガーパテや肉・乳製品の代替品を求める顧客に支持されている。
オンラインで販売した商品をピックアップする「クローガー・ピックアップ」(旧クリックリスト)サービスをする店舗は1915店舗に、商品配達をする店舗は2326店舗に拡大した。これによってクローガーのクラブカードを保有する顧客世帯の96%をカバーしている。