リドルnews|米国ジョージア州集中出店を視野に地域本部・配送センター建設

米国でリミテッド・アソートメント型ディスカウントスーパーマーケットを展開するリドルUS(Lidl US)は1月3日、ジョージア州コヴィントンに地域本部および配送センターを建設すると発表した。

リドルはドイツの小売業首位のシュワルツ・グループ(Schwarz Group)の一つのフォーマットで、2017年6月にアメリカに進出した。現在はバージニア州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、ジョージア州、メリーランド州、デラウェア州、ニュージャージー州など大西洋南部地域を中心に、約80店舗を展開している。

92万5000平方フィート(2万6040坪)の広さをもつこの施設はアメリカで4番目となる配送センターで、270人の正社員の雇用を見込む。投資額は1億ドル(1ドル100円換算で100億円)。

ジョージア州への初出店は2019年1月で、州都アトランタ市に出店している。建設計画書によると、アトランタ(メモリアル・ドライブ)、ダンウーディ、ブルックヘブン、ピーチトゥリー・コーナーズ、ロズウェル、ローレンスビル、スワニーの7店舗の出店を含め、将来的には50店舗ほどの集中出店を計画している。

「ジョージア州の中央に位置するこの施設によって、優れた品質の商品を可能な限り低価格で効率的に顧客に提供し、地域全体に店舗ネットワークを拡大することができます」とRoman Heini(ローマン・ハイニ)リドルUS会長は述べている。


〈ローマン・ハイニ会長〉

この地域ではウォルマートのほか、4店舗を展開するアルディと競合することになる。

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