ウォルマートnews|’20年1月期総収入5240億ドル・1.9%増/ECは37%増

ウォルマート(アーカンソー州、ダグ・マクミロン社長)が、1月31日に終了した2020年1月期の第4四半期と通期の決算を発表した。

第4四半期(11月1日~1月31日)の会員費などを含む総収入は1416億7100万ドル(1ドル100円換算で14兆1671億円)、これは前年同期比で2.1%の増加だ。営業利益は53億2200万ドル(5322億円)で12.3%減だが、純利益は41億4100万ドル(4141億円)で12.3%の増益となった。11月第4木曜日の感謝祭から12月24日までのホリデーシーズンが前年に比べて6日間少なかったことで、期待されていたほど売上げが伸びなかった。

ウォルマートの事業はUS部門、国際部門(ウォルマート・インターナショナル)とメンバーシップホールセールクラブのサムズクラブ部門の3つに分けられる。

第1のUS部門は総売上高の約6割を占めるが、922億7100万ドル(9兆2271億円)で、前年同期比1.9%プラスだった。既存店売上高でも1.9%増加している。猛威を振るっているインフルエンザで薬の売上げが伸びたし、食料品も好調を維持して、US部門の売上げを後押しした。eコマースの売上高は、カーブサイドピックアップや宅配の対象店舗が増えたことが寄与して、前年同期比35%プラスとなった。

第2の国際部門の売上高は330億4900万ドル(3兆3049億円)で2.3%増だった。

第3のサムズクラブ部門の売上高は152億8800万ドル(1兆5288億円)で2.6%増だった。サムズクラブの既存店売上高は0.8%増に留まった。

これによって、2014年第2四半期の8月~10月期から、22四半期連続で前年を上回っている。内訳は21四半期連続で客数が1.0%、客単価は0.9%の増加である。

2020年の通期では、総収入が5239億6400万ドル(52兆3964億円)で前年比プラス1.9%となった。内訳は売上高が5199億2600万ドル、サムズクラブの会員費などを含む雑収入が40億3800万ドル。営業利益は205億6800万ドル(2兆0568億円)で6.4%マイナスだったものの、純利益は148億8100万ドル(1兆4881億円)で123.1%の増益となった。

セグメント別に通期実績を見ると、ウォルマートUSは、売上高3410億0400万ドル(34兆1004億円)の2.8%増、営業利益173億8000万ドルの0.1%減だった。既存店売上高では2.8%増加している。eコマースの売上高は前年比37%と絶好調だ。

ウォルマート・インターナショナルは、売上高1243億ドル(12兆4300億円)で2.8%増だったが、営業利益35億ドルで28.5%減となった。

サムズクラブは、売上高587億9200万ドル(5兆8792億円)で1.6%増、営業利益16億4200万ドルで8.0%増、既存店売上高も0.7%増だった。

ウォルマートは2019年10月31日時点で、アメリカ国内にスーパーセンター3570店、ネイバーフッドマーケット688店、ディスカウントストア378店、小型店など123店、そしてサムズクラブ599店の5358店、海外に6080店、合計1万1438店を展開している。

2021年通期は総収入3.0%プラス、売上高ではウォルマートUS2.5%プラス、ウォルマート・インターナショナル4.0%プラス、サムズクラブ3.0%プラス、eコマース30%プラスを見込む。

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