スプラウツnews|19年通期売上高56億ドルで8.2%増と好調/純利益5.6%減
米国のスプラウツ・ファーマーズ・マーケット(アリゾナ州フェニックス、ジャック・シンクレアCEO)が12月29日に終了した2019年度第4四半期と通期の決算を発表した。
同社は約3万人を雇用し、本拠地のアリゾナ州をはじめとして、全米の22州で約340店舗を運営するオーガニックスーパーマーケット。
■カリフォルニア州サンルイスの店舗(同社ホームページより)
第4四半期の売上高は13億6499万ドル(1ドル100円換算で1365億円)で、前年同期比7.5%増と相変わらず好調だ。営業利益4692万ドルの63.2%増、純利益3163万ドルの249.1%増で、大幅な増益となった。既存店売上高は1.5%増。
2019年の通期では、売上高は56億3483万ドル(5635億円)で8.2%プラスだったが、営業利益2億1736万ドルの2.5%マイナス、純利益1億4963万ドルの5.6%マイナスと減益となった。既存店売上高は1.1%増。
2020年第1四半期は売上高5.5%~6.5%増・既存店売上高0%~1%を、通期では売上高5.5%~6.5%増・既存店売上高0%~1%を見込む。そして約20店舗の新規出店を計画している。
「第4四半期は、社員が一丸となって売上高アップに貢献してくれました。私たちは引き続き長期戦略の開発に取り組んでおり、スプラウツの将来には楽観しています」と、2019年6月末に就任したジャック・シンクレアCEOはコメントしている。