CVSヘルスnews|第1Q総収入668億ドル8.3%・純利益40.6%の増収増益
米国ドラッグストアチェーンのCVSヘルス(ロードアイランド州ウーンソケット、ラリー・J・メルロCEO)が3月31日で終了した2020年度第1四半期の業績を発表した。
総収入は前年同期比8.3%増の667億5500万ドル(1ドル100円換算で6兆6755億円)、営業利益は28.6%増の34億5800万ドル、純利益は40.6%増の20億0700万ドルと絶好調だ。
CVSヘルスの事業は4つのセグメントに大別される。
薬剤給付管理会社のケアマークを中核とするファーマシー・サービス部門の売上高は4.2%増の349億8300万ドル、営業利益は31.1%増の11億1400万ドルだった。
小売薬局部門のCVSファーマシーの売上高は7.7%増の227億4900万ドル、営業利益は43.8%増の17億8000万ドルだった。扱った処方箋数は8.2%増加して3億7510万枚(30日換算)だった。フロント・ストアの収入は8.5%増加し、既存店売上高は新型コロナウイルス感染拡大による特需と、閏年による営業日の増加で8.0%増加した。
健康保険が中心となるヘルスケア・ベネフィット部門の売上高は7.4%増の191億9800万ドル、営業利益は5.2%減の10億9500万ドルだった。
ミニッツクリニックのテレメディスンの利用は600%増加し、調剤のホーム・デリバリーは1000%増加した。また、調剤配達にフロント・ストア商品を加えた顧客数は4倍となった。アプリの利用も2桁台で増加している。