ターゲットnews|初任給の時給を最低15ドルに2ドル引き上げ

米国のディスカウントストア第2位のターゲット(ミネソタ州ミネアポリス、ブライアン・コーネルCEO)は6月17日、初任給の時給を7月5日から2ドル引き上げて最低15ドルにすると発表した。

同社は2017年に、2020年末までに最低賃金を15ドルに引き上げるという決定をしていた。その決定を半年前倒しして実行する。現在2ドル追加されている最低時給がそのまま維持される。これは米国の業界平均よりも20%以上高い。

最低賃金引き上げの他にも社員の健康と福祉に関する新たな決定を4つ発表した。
第1は、店舗や配送センターでエッセンシャル・ワーカーとして仕事をしている社員に対して7月末に200ドルのボーナスを支払う。

第2は、ターゲットヘルスケアプランに加入しているかどうかに関係なく、バーチャルヘルスケア・サービスを年末まで無料とする。

第3は、65歳以上の社員、既往症がある社員、妊娠中の社員が、引き続き最大30日間の有給特別休暇を取得できるようにする。

第4は、最大20日間の子どもや高齢者の無料デイケア・サービスを8月末まで延長する。

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