ターゲットnews|生鮮食品のピックアップサービス400店舗で実施

米国のディスカウントストア第2位のターゲット(ミネソタ州ミネアポリス、ブライアン・コーネルCEO)は 6月に 「ドライブ・アップ(Drive Up)」と「オーダー・ピックアップ(Order PickUp)」の対象商品に冷凍食品を含む生鮮食品750品目を加えると発表していたが、6月30日時点でこのサービスを400店舗以上で実施していることを確認した。

これは「ターゲット・ラン:ターゲットに一走りで買物」キャンペーンの一環として、ドライブ・アップとオーダー・ピックアップをさらに便利にしようという試みである。

イリノイ、オハイオ、コロラド、ユタ、ミシガン、ウィスコンシン、アイオワ、インディアナ、ケンタッキー、カンサスの諸州の主要店舗で実施されている。

ドライブ・アップは店舗の専用駐車スペースで注文した商品を受け取るカーブサイド・ピックアップ・サービスのことだ。オーダー・ピックアップはネットでの注文品を店内のカウンターで受け取るサービスのこと。

ドライブ・アップとオーダー・ピックアップはこれまで衣料品、日用雑貨品など常温で保管できる商品に限られていた。というのもネット注文の当日に受け取れるサービスでは、お客が生鮮食品を受け取るまでの一時保管場所として冷蔵庫・冷凍庫などの設備が必要になるからだ。

オーダー・ピックアップは注文後数時間以内に顧客カウンターに、ドライブ・アップは顧客が店舗に到着してから2分以内に車に届けられる。

このサービスは無料で、ターゲットのレッドカードの割り引き、ロイヤルティ・クラブである「ターゲット・サークル」の恩典も適用される。

同社はこのサービスをホリデー商戦までに1500店舗以上に拡大する予定である。同社は5月4日時点で国内に1871店を展開している。

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