ウォルマートの “site to store self-service”

ウォルマートのワシントンDCの実験店舗。
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ウォルマート・ドット・コムのコーナーを入り口付近にせり出してきた。
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従来は7000坪の店舗奥主通路沿いの家電売り場の隣にあった。

そしてそのウォルマート・ドット・コムの前面にsite to storeの看板。
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そのパネルはこれ。
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顧客がウォルマートのインターネットで商品を購買する。
買った商品はこのコーナーの対面で引き渡される。

しかしその対面の煩わしさを払しょくする仕組みとして、ロッカーが設置された。
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ロッカーの場所は店舗中央のレジのうしろの壁面。

名づけて「site to store self-service」。
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ネット販売商品のセルフサービス。

顧客がネットで購買し、「ロッカー引き渡し」を選択すると、暗証番号が通知される。
来店して、ロッカーの端末パネルにその暗証番号を入力する。
すると、ロッカーの鍵が開いて、商品をとり出し、持ち帰ることができる。
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日本ではネット商品は宅急便で届けられることが多い。
あるいはコンビニ店頭カウンターでの引き渡し。

アメリカはコンビニが日本ほど発達していないので、ウォルマートがその役割を果たす。

週末に2億人が訪れるウォルマート。
だからロッカーの設置は、便利な仕組みといえる。

オンライン・トゥ・オフラインに「site to store self-seivice」が加わった。
便利さは多様である必要がある。

「ネット上の買い物と従来型店舗の融合だ」。
ウォルマート・イノベーションズのジェフ・マカリスター上級副社長は発言している。

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