ロウズnews|第3Q売上高223億ドル・28.3%増も純利益34.0%減の増収減益

米国第2位ホームセンターのロウズ(ノースカロライナ州ムーアズビル、マーヴィン・R・エリソンCEO)が10月30日で終了した2020年度第3四半期の決算を発表した。

売上高は前年同期比28.3%増の223億0900万ドル(1ドル100円換算で2兆2309億円)、営業利益は39.6%増の21億7500万ドル(2175億円)だったが、純利益は負債の早期償却を行ったことで34.0%減の6億9200万ドル(692億円)となった。

既存店の売上高はグローバルでは30.1%増、国内でも30.4%増だった。客数が16.4%増、客単価も13.7%増とどちらも二桁増となった。

オンライン販売は前年同期比で3倍に伸びたが、オムニチャネル化は遅れており、6%増にとどまっている。

ロウズは今期、COVID-19関連費用として、主に最前線で働く時給の従業員に対して2億4500万ドルを、店舗のアップグレード、サプライチェーンを含むオムニチャネル化費用として1億ドルを投資した。

ホームデポ同様、パンデミック禍の巣ごもり需要によって、全部門で売上げが15%以上伸長し、国内の全地域で既存店の売上高が20%以上伸長した。

ロウズは10月末時点で米国国内とカナダに1969店舗を展開している。

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