ウォルマートnews|三温度帯対応「スマートボックス」への配送/今春実験開始

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は1月12日、HomeValet(ホームバレイ)社とパートナーシップを組み、グロサリー配送の実験を開始することを発表した。ホームバレイはワシントンDC郊外で2020年3月に企業したばかりの会社で、温度管理装置付きの「スマートボックス」を開発し、グロサリー配達のソリューションを提供している。

スマートボックスは家の玄関先に設置され、常温、冷蔵、冷凍の三温度帯に分けて収納することが可能で、紫外線による殺菌もできる。配達状況は専用アプリを使って顧客に連絡される。


※画像内の温度は華氏表記(出所:ホームバレイ社HPより)

スマートボックスを活用することにより、指定配達時間が限定されないため、顧客側は外出時間を気にする必要がなくなり、配達する会社側にとってもタイトな配送スケジュールを組む必要がなくなる。互いにフレキシブルな対応が可能となる。

ウォルマートは食品小売業のリーディングカンパニーとして、自動配送システムやインホーム・デリバリーなど、さまざまな「ラストワンマイル」戦略を構築している。今回の新しい実験は今年の春、ウォルマート本社のあるアーカンソー州ベントンビルでスタートする予定だ。

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