オフィスデポnews|’20年売上高は97億ドル(9710億円)8.8%減で赤字転落

米国オフィスサプライチェーンのオフィスデポ(フロリダ州ボカラトン、ジェリー・スミスCEO)が2020年12月26日で終了した2020年度第4四半期と通期の業績を発表した。

第4四半期(10月~12月)の売上高は22億8800万ドル(1ドル100円換算で2288億円)で前年同期比マイナス8.8%、営業利益は2100万ドル(21億円)でマイナス71.6%、純利益は1800万ドル(18億円)でマイナス67.3%だった。

通期の売上高は97億1000万ドル(9710億円)で前年同期比マイナス8.8%、営業損失は2億5200万ドル(252億円)だった。純損失も3億1900万ドル(319億円)で赤字に転落した。

ジェリー・スミスCEOのコメント。
「COVID-19パンデミックによる困難な状況にもかかわらず、確かな結果をもたらし、法人向けサービスとデジタルトランスフォーメーションを推進してくれたチームを非常に誇りに思います。顧客や従業員のための安全対策に焦点を合わせ続けてくれたすべての従業員に感謝します」

「私たちのエコシステムと低コストモデルは、パンデミックによってもたらされた多くの課題解決に役立ちました。 私たちは価値提案を中心に据え、幅広い製品カテゴリーをさまざまな販売チャネルを活用して顧客に提供しました。自粛生活による事業や学校の閉鎖によって悪影響を受けましたが、 一方で、清掃用品、オフィステクノロジーとワークスペース、さらに個人用保護具(PPE)のカテゴリーで好業績を達成しました。またオムニチャネルのパフォーマンスは際立っており、特にカーブサイド・ピックアップやオンライン注文の店頭受け取り(BOPIS)の需要が高まりました。ECサイトでは需要が15%増加し、全体として、年間を通じて堅調な業績を達成しました」

不採算店舗の閉鎖により、年度末の店舗数は前年より153店舗減少して、1154店舗となった。

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