メイシーズnews|第1Q売上高47億ドル・56%増/ECが牽引し増収増益

米国最大の百貨店メイシーズ(ニューヨーク州ニューヨーク、ジェフリー・ジェネットCEO)が5月1日で終了した2022年1月期の第1四半期業績を発表した。

売上高は前年同期比56.0%増の47億0600万ドル(1ドル100円換算で4706億円)、営業利益は2億1500万ドル(前年度は41億1900万ドルの赤字)、純利益は1億0300万ドル(前年度は35億8100万ドルの赤字)と赤字を回復し、増収増益となった。

既存店売上高は62.5%増、ラインセンス売場を含めると63.9%増だった。一方、eコマースでは新規顧客が460万人増え、売上高は34%増加した。そしてECは全売上高の37%を占めた。

ジェフリー・ジェネットCEOは次のように述べている。
「当四半期のメイシーズ・インクの業績は、メイシーズ、ブルーミングデール、ブルーマーキュリーの3ブランドすべてでその売上げ予想を上回りました。この好業績は政府の刺激的な対策とワクチン接種の普及、そしてeコマースへの投資を含むわが社の『3カ年ポラリス戦略』の相乗効果によるものと考えています」


〈ジェフリー・ジェネットCEO〉

通期は売上高217億3000万ドル~222億3000万ドル、純利益17億1000万ドル~21億2000万ドルを見込む。

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