ダラーゼネラルnews|第1Q売上高84億ドル0.6%減も純利益4.6%増

米国ダラーストア第1位のダラーゼネラル(テネシー州グッドレッツビル、トッド・ベイソスCEO)が4月30日に終了した2021年度第1四半期決算を発表した。

売上高は84億0096万ドル(1ドル100円換算で8400億円)で前年同期比は0.6%減、営業利益は9億0885万ドルで4.9%増、純利益は6億7775万ドルで4.2%増と、減収増益だった。既存店ベースの売上高は4.6%減少した。

売上高減少の主な原因は、既存店売上高の減少と店舗の閉鎖だ。一方で、新規出店した店舗の売上げは好調だ。第1四半期は、消耗品カテゴリーの売上げが減少したが、季節商品、衣料品、家庭用品は伸長した。同社は、政府からの給付金を支給された消費者の動向が、消耗品以外の商品の購入に影響を及ぼしたと考えている。

第1四半期の結果から、通期の業績を上方修正した。前年同期比で売上高マイナス1%~プラス1%、既存店売上高マイナス5%~マイナス3%。3月18日の発表では売上高マイナス2%~プラスマイナス0%、既存店売上高マイナス6%~マイナス4%となっていた。いずれも予測が難しいから、通期見通しには幅がある。

ダラーゼネラルは4月末時点で米国46州に1万7426店を展開している。

 

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