アマゾンnews|第2Q売上高27%増・純利益48%増/実店舗売上げ10%増

アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、アンディ・ジャシーCEO)は6月30日で終わった2021年12月期の第2四半期決算を発表した。

第2四半期(4月1日~6月30日)の商品売上高は580億0400万ドル(1ドル100円換算で5兆8004億円)で、前年同期比は15.4%増加。AWSなどのサービスを含む総売上高は1130億8000万ドル(11兆3080億円)で27.2%増加した。営業利益は31.8%増加して77億0200ドル(7702億円)、税引前利益は38.8%増加の86億3400万ドル(8634億円)、そして純利益は48.4%増加の77億7800万ドル(7778億円)だった。

セグメント別では北米部門が売上高675億5000万ドル(6兆7550億円)で21.9%増、営業利益は31億4700万ドル(3147億円)で47.0増加。国際部門は売上高307億2100万ドル(3兆0721億円)の35.5%増、営業利益3億6200万ドル(362億円)で49.3%増。AWSの売上高は148億0900万ドル(1兆4809億円)で37.0%増加、営業利益が41億9300万ドル(4193億円)で24.9%増加した。セグメント別の売上構成比は、北米が60%、国際が27%、AWSが13%となる。

リアル店舗の売上高は前年度比で10%増加している。Amazon Fresh Storeやホールフーズ・マーケットの積極的な出店が影響している。

また第2四半期の売上高にはPrime Dayセールの売上げが含まれている。このセールによって推定100億ドルを売上げている。これを差し引くと商品売上高は4.5%減少、総売上高は15.9%の増加となり、国内の伸び悩みを国際とAWSの成長で補っていることになる。

なお、上半期の業績は商品売上高は1154億9500万ドル(11兆5495億円)の前年同期比プラス25.4%。総売上高は2215億9800万ドル(22兆1598億円)で34.8%増加した。営業利益は165億6700ドル(1兆6567億円)で68.5%増、税引前利益は189億0200万ドル(1兆8902億円)96.8%増、そして純利益は158億8500万ドル(1兆5885億円)でなんと前年の2倍を超える104.2%の増加だった。

関連カテゴリー

海外 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧