CVSヘルスnews|第2Q総収入726億ドル11.1%増/小売部門14.2%増で好調

ドラッグストアのCVSヘルス(ロードアイランド州ウーンソケット、カレン・リンチCEO)が6月30日で終了した2021年12月期の第2四半期業績を発表した。

第2四半期の商品売上高は505億2500万ドル(1ドル100円換算で5兆0525億円)で前年同期比9.0%増、その他の収入を含めた総収入は726億1600万ドル(7兆2616億円)で11.1%増加した。営業利益は43億2600万ドル(4326億円)で7.6%減少、純利益は27億8200万ドル(2782億円)の6.5%減と増収減益となった。

薬剤給付管理会社のケアマークを中核とするファーマシー・サービス部門の売上高は383億1400万ドルで9.8%増加、営業利益は17億5500万ドルで32.3%増だった。薬局からの請求件数の増加、専門薬局の伸長、ブランドのインフレなどを成長要因として挙げている。

小売薬局部門のCVSファーマシーの売上高は247億2800万ドルで14.2%増、営業利益は20億4900万ドルで93.9%の増加だった。小売部門の増収は、処方箋量の増加、COVID-19ワクチン接種および検査、店頭販売での収益増加による。既存店売上高は12.3%増加した。処方箋数は14.2%増加して3億9440万枚(30日換算)だった。

そして健康保険を取り扱うヘルスケア・ベネフィット部門の売上高は205億2500万ドルで11.1%増、営業利益は16億1400万ドルで53.4%減少した。営業利益の減少は、主にCOVID-19パンデミック関連手続きの延期やその他の裁量的な支出による。

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