ベストバイnews|第2Q売上高118億ドル19.6%増/前年の反動でEC28.1%減
米国家電チェーン1位のベストバイ(ミネソタ州ミネアポリス、コリー・バリーCEO)が、7月31日で終了した2022年1月期の第2四半期決算を発表した。
第2四半期売上高は前年同期比19.6%増加して118億4900万ドル(1ドル100円換算で1兆1849億円)、営業利益は40.3%増加して7億9700万ドル(797億円)、純利益は69.9%増加して7億3400万ドル(734億円)だった。
既存店売上高は全体で19.6%増加、国内部門は20.8%増、国際部門では5.0%増だった。また国内のオンライン販売は前年度が242.2%増と爆発的に増えたこともあり、今年度は28.1%減少となった。
上半期では、売上高は前年同期比27.1%増加して234億8600万ドル(2兆3486億円)、営業利益は96.5%増加して15億6600万ドル(1566億円)、そして純利益は124.9%増加して13億2900万ドル(1329億円)だった。
コリー・バリーCEOのコメント。
「昨年の第2四半期は期間の半分ほどはECのカーブサイド・ピックアップと、店内営業はアポイントメントがある場合のみだったため、今四半期は売上げが急増した。一昨年との比較でも収入は24%増加、営業利益は倍以上となっている。顧客のテクノロジー商品やサービスへの需要は高く、自宅での仕事や学習、娯楽、料理、つながりを支援するソリューションを私たちは提供しています。さまざまなニーズに応えるべく、顧客に奉仕している社員に感謝します」
今年度の全体予測では、総収入を510億ドルから520億ドル、既存店売上げを9%から11%の増加と、上方修正している。