ウォルグリーンnews|新CEOのもと薬剤師にコロナボーナス支給
ドラッグストアのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(イリノイ州ディアフィールド、ロザリンド・ブルーワーCEO)は、店舗で働く薬剤師に対してボーナスを支給すると発表した。
フルタイムの薬剤師には1250ドル(1ドル100円換算で12万5000円)、パートタイムの薬剤師には1000ドル(10万円)が9月中に支払われる。また、インフルエンザやCOVID-19の予防接種をするための認定証を取得した薬局技術者には1000ドルを、取得後6カ月にわたって支給する。
8月には、今年の10月から来年の11月にかけて初任時給を15ドル(1500)に引き上げると発表している。また、11月までにCOVID-19のワクチン接種を済ませた社員には200ドル(2万円)の「myWalgreens」の報酬も提供する。
ウォルグリーンは、今年1月に新CEOとしてサムズ・クラブの元CEOだったロザリンド・ブルーアー氏を任命し、同氏は3月15日からCEOの職に就いている。
最近では数名の新重役も、彼女によって任命されている。同社は、元CEOだったステファノ・ぺシナの経営下で、不採算店の整理、給与体制の見直しなどリストラを進めた。その結果、利益率は向上したが、社員の離職率も上昇していた。ブルーアー氏は、パンデミック下で人材不足が悪化しているなか、ウォルグリーンが、創業以来培ってきた高い資質をもつ社員による運営を復活させるための第一歩を踏み出した。