ダラーツリーnews|21年通期263億ドル3.1%増/ファミリーダラーが苦戦
ダラーストア2位のダラーツリー(バージニア州チェサピーク、マイケル・ウィティンスキーCEO)の2022年1月期第4四半期売上高は70億7740万ドル(1ドル100円換算で7077億円)で前年同期比4.6%増、その他収入を含めた営業収益は70億8060万ドル(7081億円)で4.6%増。営業利益は5億7880万ドル(579億円)で15.1%減、純利益は4億5420万ドル(454億円)で9.7%減。
既存店売上高はダラーツリーが3.1%増、ファミリーダラーは1.7%増、全体では2.5%増だった。
通期では、売上高は263億0980万ドル(2兆6310億円)で前年比3.1%増、その他収入を含めた営業収益は263億2120万ドル(2兆6321億円)で3.2%増、営業利益は18億1140万ドル(1811億円)で4.1%減、純利益は13億2790万ドル(1328億円)で1.0%減の増収減益で終わった。既存店売上高はダラーツリーが2.1%増、ファミリーダラーは0.1%減、全体では1.0%増加した。
セグメント別の業績では、ダラーツリーが売上高139億2210万ドル、営業利益16億0700万ドル。ファミリーダラーが売上高123億8770万ドル、営業利益5億4310万ドル。売上構成比はダラーツリー52.9%、ファミリーダラー47.1%とほぼ半々だが、営業利益率ではダラーツリーの11.5%に対し、ファミリーダラー4.4%と、圧倒的にファミリダラーが劣っている。
同社は2021年度に536店舗をオープンし、144店舗を閉店した結果、期末店舗数は1万6077となった。全米48州とカナダ5州にを展開している。