ウォルマート、安全基準向上のため$160万寄付
2012年11月、バングラデシュの首都ダッカ。
衣料品製造工場での大規模火災が発生した。
死者117名、負傷者200名以上をだした大惨事だった。
この火災がきっかけとなり、
4月9日、ウォルマートは、
バングラデシュの工場の火災安全基準改善を目的とした寄付をすると、
発表した。
寄付額は160万ドル。1ドル100円換算で、1億6000万円。
寄付はまず、米国NGO団体に送られる。
Institute of Sustainable Communities(ISC)。
ISCは、寄付金を資金とし、バングラデシュに、
Environment, Health and Safety Academy(EHSアカデミー)を、
設立・運営していく。
EHSアカデミーでは、アパレル製造業者を対象に
火災対応訓練をはじめ、職場の環境や安全性の向上、健康管理など、
総合的なトレーニングを低価格で提供する。
またウォルマートは、EHSアカデミーの運営資金援助だけでなく、
技術的なサポートやISCへのアドバイスを提供していく。
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