ロウズnews|第3Q売上高235億ドル2.4%増/ECは12%増

ホームセンター全米第2位のロウズ(ノースカロライナ州ムーアズビル、マーヴィン・R・エリソンCEO)が、10月28日で終了した2023年1月期の第3四半期決算を発表した。

売上高は234億7900万ドル(1ドル140円換算で3兆2871億円)で2.4%増加、営業利益は9億2400万ドル(1294億円)で66.9%減、純利益は1億5400万ドル(215億円)で91.9%減の増収減益となった。

また1株あたりの利益も90.8%減少して0.25ドルとなった。同社は11月初めにカナダ事業を売却すると発表しており、今期評価損などの経費を計上している。その特別経費を除いた調整後の1株あたりの利益は、前年比19.8%増の3.27ドルとなる。

既存店売上高は米国内では3.0%増加、全体では2.2%増加した。既存店売上高が全体の平均を上回った部門は、住宅資材、電気、木材、木工、ハードウェア、キッチン&バス、ペンキ、基礎配管で、全体の15部門のうち8部門だった。

米国内の客数は5.4%減、客単価8.4%増、オンライン販売は11.6%増加した。購入金額500ドル以上は8.2%増加した一方で、50ドル以下の買上げは7.2%減少した。

マービン・エリソンCEOは「予測以上の業績で、特にプロ・ビジネスが19%増加し、DIYビジネスも成長した。EC『Lowes.com』の売上げは、25%増加した前年からさらに12%増加した。これらの好業績によって、現場社員に総額2億ドルのボーナスを支給し、さらに総額1.7億ドルをかけた社員全体の昇給も実施した」と述べている。

第3四半期末時点で同社は、アメリカとカナダに1969店舗を展開する。

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