コールズnews|第3Q営業収益43億ドル7%減/12月にCEO交代
米国ジュニアデパートのコールズ(ウィスコンシン州メノモ二―フォールズ、ミシェル・ガスCEO)は、10月29日で終了した2023年1月期第3四半期の決算を発表した。
ジュニアデパートは通常の百貨店のようなラグジュアリーブランドではなく、二番手ブランドを中心に品揃えする業態。また通常百貨店より売場面積が狭く、低投資で出店できる郊外店舗が多い。米国商業センサスの「ディスカウントデパートメントストア」に属する。
営業収益は42億7700万ドル(1ドル140円換算で5988億円)で、前年同期比は7.0%減、営業利益は2億ドル(280億円)で48.3%減、純利益は9700万ドル(136億円)で60.1%減となった。既存店売上高は6.9%減少した。
同社は現在、CEO交代プロセス中。12月2日付けでミシェル・ガスCEOは退任し、暫定CEOとしてトム・キングスベリー氏が就任する。キングスベリー氏はオフプライス(OPS)業態のバーリントン・ストアーズの元CEO。
なお、第2四半期発表時に同社は通期の業績予想を調整後の1株あたり利益を2.80~3.20ドル、売上高を前期比5~6%減、営業利益率を4.2~4.5%に下方修正している。