ウォルマートnews|セールスフォースと提携/ゴーローカル事業を拡大
ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は12日、クラウド型CRMソリューション大手のセールスフォースとの提携を発表した。ウォルマートが進めるゴーローカルサービスを、セールスフォースのクラウド型ビジネスアプリケーションを使う小売りのクライアント企業に提供する。
ゴーローカルは自社の受注システムと配送ネットワークを活用して、他の小売業の商品の宅配を請け負うサービスで2021年からスタートさせている。食品小売りからホームセンターまで幅広く利用が進んでいる。
今回の提携によって、「ウォルマート・コマース・テクノロジーズ(Walmart Commerce Technologies )」事業部が提供するフルフィルメント機能アプリ「ストア・アシスト(Store Assist)」の精度および効率が向上されることで従業員、ドライバー、顧客との購入から配送までよりシームレスとなる。ゴーローカル利用店舗のラスト・ワン・マイルのサービス向上とともに、ウォルマートのゴーローカル事業の拡大にもつながる。