ベッド･バス&ビヨンドnews｜連邦破産法第11章申請で倒産

ホームファッションチェーンのベッド･バス&ビヨンド(ニュージャージー州ユニオンタウンシップ、スー・ゴーヴCEO)は4月23日、連邦破産法第11章をニュージャージー州の連邦地方裁判所に申請し、事実上倒産した。連邦破産法は日本の民事再生法にあたる。

2019年2月期以降ずっと赤字が続いていて、とくにコロナ禍でのネット通販などのデジタル化への対応の遅れが経営悪化を招いたとみられている。負債は昨年11月下旬時点で約52億ドル（約7000億円）にのぼっている。

ベッド･バス&ビヨンドは1971年創業のチェーンストアで主に寝具、バス用品、キッチン用品、収納用品、インテリアなどを取り扱う。

同社は「Bed Bath & Beyond」360店舗、「buybuy BABY」120店舗、そしてECサイトは当面営業を続け、事業の売却先を探す。