ターゲットnews|調理器具のPB「フィグミント」250アイテム発売

米国ディスカウントストア業態で第2位のターゲット(ミネソタ州ミネアポリス、ブライアン・コーネルCEO)は 9月24日、新しい調理器具のプライベート・ブランド(PB)商品「フィグミント(Figmint)」を発売した。

鍋、フライパン、ミキシングボウルなど、高品質な調理器具約250アイテムを3ドルから取り揃える。その半分以上は10ドル以下で販売される。商品は店舗とオンラインで購入でき、即日サービスのピックアップ、ドライブ・アップ、シップトによる配達を利用できる。


<左から5個セットのセラミックのミキシング・ボウル(30ドル)、青色の鋳鉄のホーロー鍋(約7.3リットル入りが70ドル、約5.2リットル入りが60ドル)、アカシア材でつくられたまな板(30ドル)>

「フィグミント」は、サステナビリティとアクセシビリティを念頭に置いて設計された。作業療法士と協力して、持ち上げて運ぶときに持ちやすいよう、グリップとハンドルの形状と取り付け方を工夫した。また、「フィグミント」の95%以上はパッケージにプラスチックを使用していない。

花崗岩、ステンレス鋼、アカシア材などの高品質の素材が「フィグミント」全体に使用されていて、見た目が美しいだけでなく、長持ちする。

「私がフィグミントで気に入っているのは、このブランドが非常に多くの異なるゲストのニーズを満たしているからです。そして驚くべき価格で美しいデザインです」と、ターゲットのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフマーチャンダイジングオフィサーのジル・サンド氏は述べている。「製品からパッケージまで、このコレクションはすべての人をキッチンにアクセスしやすくします。そして、フィグミントをフード&ビバレッジ部門で提供しなければならないすべてのものと組み合わせると、これは家族が休暇中においしい料理を準備して楽しむ特別な瞬間を祝うのに役立つブランドになります」と続けている。

ベッド、バス&ビヨンドが倒産して、手頃な値段で品質とセンスの良い調理器具を買う店舗が減ってしまった。ターゲットのデザイン力は高いので、魅力のある商品群になるだろう。

 

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